Record China 2007年10月22日(月) 18時3分
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2007年10月21日、台湾の高雄市で、来年の台湾総統選の国民党候補者・馬英九氏が講演を行い、プライドよりも経済が優先だとして、大陸との直行便の開設と大陸旅行客の受け入れにより経済発展を促進する意向を示した。写真は馬氏。
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2007年10月21日、台湾の高雄市で、来年の台湾総統選の国民党候補者・馬英九(マー・インジョー)氏が講演を行い、大陸との直行便の開設と大陸旅行客の受け入れにより経済発展を促進する意向を示した。
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馬氏は大陸との直行便開設・観光客受け入れにより、タクシー・ホテル業・夜市、さらにはビンロウ売りの屋台に至るまで経済波及効果が及び、年600億台湾ドル(約2100億円)のビジネスチャンスが生まれると話した。
馬氏によると、かつて世界第3位のコンテナ取扱港だった高雄港も2006年には第8位にまで後退したという。また、自身が遊説中にビンロウ売りの女性に収入を尋ねたところ、以前は1日8000台湾ドル(約2万8000円)程度あった売り上げが今は約3000台湾ドル(約1万円)にまで減少したとの答えで、台湾の市民生活は景気後退の影響を大きく受けていることを感じたという。
同氏は、経済発展を成し遂げて初めてプライドを語る余裕があると発言、経済優先の政治姿勢を明確にし、大陸との交流を通じて景気回復を図る政策方針を示した。(翻訳・編集/KT)
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