<南シナ海問題>「日米との関係、強化すべき」=中国の海洋進出にベトナムの活動家100人以上が反発、習主席の訪越取り消し求める―米メディア

Record China    2015年10月23日(金) 1時42分

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21日、米ラジオ局ボイス・オブ・アメリカ中国語版サイトは、ベトナムで100人を超える活動家が中国の習近平国家主席の訪問取り消しを求め、政府に公開書簡を送ったと報じた。写真はハノイ。

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2015年10月21日、米ラジオ局ボイス・オブ・アメリカ中国語版サイトは、ベトナムで100人を超える活動家が中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席の訪問取り消しを求め、政府に公開書簡を送ったと報じた。

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中越両国は習主席のベトナム訪問の時期を発表していないが、習主席はすでに招待を受けているもよう。活動家らは「中国がベトナム国民を威圧している」と訴え、このうちの1人は「中国人は南沙諸島(スプラトリー諸島)、西沙諸島(パラセル諸島)を自分たちの領土だと主張し、人工島を建設。争議のある海域でベトナム漁民に危害を加えている」と中国の南シナ海での活動を指摘する。

ネット上でも「習主席の訪越を歓迎しない」などのコメントが見られ、あるブロガーは「ベトナム政府は中国の子分になるのではないかと心配する国民の声に耳を傾けるべきだ」として過度の中国依存から抜け出すよう主張している。

書簡には、中国の南シナ海での活動に同様の関心を持つ日本、米国、インドとの関係を強化することなども盛り込まれているが、政府はこれまでのところ反応を示していない。グエン・タン・ズン首相は20日の議会への報告で「南シナ海における緊張の高まりはベトナムの社会、経済の発展にマイナスの影響をもたらす」と述べたが、中国の名は出さなかった。(翻訳・編集/野谷

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