中国が周辺国との軍事外交を活発化、11月だけで高官3人が6カ国訪問―中国紙

Record China    2015年11月13日(金) 17時8分

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12日、中国はこの11月だけで3人の軍高官が6カ国を訪問するなど周辺国との軍事外交を活発化させている。写真は中国人民解放軍。

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2015年11月12日、中国紙・環球時報によると、中国はこの11月だけで3人の軍高官が6カ国を訪問するなど周辺国との軍事外交を活発化させている。

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中国軍制服組トップの范長竜(ファン・チャンロン)中央軍事委員会副主席は11日、パキスタンおよびインド軍当局の招きに応じ、両国を友好訪問するため北京を離れた。

今月初の習近平(シー・ジンピン)国家主席のベトナム訪問には、軍の孫建国(スン・ジエングゥオ)副総参謀長が同行したが、メディアはこれを「極めて異例だ」と報じた。当局者によると、孫氏は現在、軍の対外交渉を担当している。

海軍トップの呉勝利(ウー・ションリー)司令官も10日、マレーシア、インドネシア、モルディブを訪問するため北京を離れた。南シナ海問題が中心議題となる。

中国海軍軍事学術研究所の張軍社(ジャン・ジュンシャー)研究員はこうした高官の周辺国訪問について、「軍の対外交流計画の一環であり、軍同士の相互理解と信頼の増進に利するものだ」と説明した。

周辺国との軍艦の相互訪問や合同訓練・演習なども行われる。空軍の申進科(シェン・ジンコー)報道官によると、中国とタイの両空軍は今月12日から30日まで、タイ東北部のナコーンラーチャシーマー基地で合同訓練を行う。航空兵部隊の相互学習・理解を増進し、両軍の実務協力を深め、相互信頼と友誼を増進することが目的だ。(翻訳・編集/柳川)

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