ジョン・ウー監督が映画人生を語る、高倉健主演「君よ憤怒の河を渉れ」リメーク版は来年1月クランクイン―東京国際映画祭

Record China    2015年10月26日(月) 10時54分

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25日、開催中の第28回東京国際映画祭で、名誉賞「SAMURAI賞」を受賞した香港のジョン・ウー監督を迎えてのトークイベントが行われた。写真はジョン・ウー監督。

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2015年10月25日、開催中の第28回東京国際映画祭で、名誉賞「SAMURAI賞」を受賞した香港のジョン・ウー呉宇森)監督を迎えてのトークイベントが行われた。新浪が伝えた。

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今年の東京国際映画祭では、ジョン・ウー監督と山田洋次監督が第2回「SAMURAI賞」を受賞している。25日開催のトークイベントでは、ウー監督が日本映画への愛着、ハリウッドでの映画製作などについて語った。

ハリウッドでも成功を収めているウー監督だが、当初は映画製作の過程にある香港との大きな差に悩むことが多かった。監督に絶対的権限のある香港に対し、ハリウッドでは主演俳優が脚本やサブキャスト選びにまで決定権を持ち、特に知名度の低い監督は何もできないことに驚かされたという。「海外の俳優に対し演技指導する時、文化的なギャップを感じて困ることはないのか?」という問題については、「相手が誰であっても、チョウ・ユンファ(周潤發)かトニー・レオン(梁朝偉)だと思えばギャップは感じない」とコミカルに語っている。

昨年他界した俳優・高倉健さんの主演映画で、中国で社会現象化するヒットを飛ばした「君よ憤怒の河を渉れ」が、ウー監督の手でリメークされる。来年1月のクランクインを予定しており、東京・大阪・福岡でロケを行うという。

ウー監督によると、高倉健さんを主演に映画を撮りたいという夢をずっと持っていた。いつも来日するたび、高倉さんと連絡を取っていたものの、残念ながらチャンスに恵まれなかったという。ジョン・ウー版「君よ憤怒の河を渉れ」では、恋愛描写を増やしたいとのこと。また、気になる主演俳優のキャスティングについては、「高倉さんのような俳優を見つけるのは非常に困難だ」と語っている。(翻訳・編集/Mathilda

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