2015年10月27日、観察者網が紹介した米中の南シナ海での対立とこの日の中国株式市場の「ある偶然」に、多くのネットユーザーが関心を示している。

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米国がイージス駆逐艦「ラッセン」を人工島の12カイリ以内に派遣した問題をめぐり、中国の王毅（ワン・イー）外相は「事実確認中」の段階で、米国に対し「三思而行」という表現で熟考するよう忠告していた。記事によると、この日の上海総合指数は取引開始後に3％近い下落があったものの終値は0．14％高の3434．34で、発音時の声の高低に違いがあるとは言え偶然にも王外相の発した「三思」という言葉を同指数も「34」の連続で示す形となった。

これについて同記事は「株式市場が米国に警告を発した王外相に声援を送っているかのようだ」と紹介しており、これを見たネットユーザーからはこの偶然に対する驚きや米国への対抗心をあらわにする意見など、さまざまなコメントが寄せられている。（翻訳・編集/野谷）