中国最高級のマンション=湯臣(トムソン)一品大厦

Record China    2006年7月6日(木) 10時40分

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応接間。

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上海市黄浦江沿いの陸家嘴地区、濱江大道の高級住宅地にある、このマンション「湯臣一品大厦」は、現在のところ、中国で最も高額のマンションとなっている。この「湯臣一品大厦」は40階建て2棟、44階建て2棟で構成される高層マンションである。2005年10月末、44階建ての一棟74戸の販売が開始されているが、その販売価格単価は、1?あたり8万〜15万人民元(約110万〜205万円)、最も安い部屋でも3800万人民元(日本円にして、なんと約5億5600万円)する。そして、最も高い部屋は実に1億9000万人民元(日本円にして約27億8100万円)という代物である。現在、販売が開始されている一棟の“モデルルーム”が公開されているが、ここを見学する者の条件として、手元資金4000万人民元以上(約5億8000万円)、貯金2000万人民元(約2億9000万円)以上という限定付きとなっている。各部屋には、指紋認証システムの設備が導入され、備付家具は全てブランド品で統一されている。また、マンション内には、それぞれ各戸専用のエレベーターが設置されているなど、どこをみても“最高級のマンション”にふさわしい、贅の限りが尽くされた仕様となっている。このマンションが登場するまで最も高価格だったマンションは、上海市盧湾区の馬当路にある「華府天地」で、1?あたりの価格単価は平均5万8000人民元(約78万円)だ。果たしていつまで、このマンションが “中国ナンバーワンの高価格”でいられるのだろうか。余計な心配をしてみたくもなる。

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