お化けも楽じゃない…ハロウィンを前に1枚の写真が話題に―中国

Record China    2015年10月30日(金) 20時30分

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30日、お化け屋敷で入場客を驚かすお化け役の人たち。ハロウィンを前に、キャストの写真が話題になっている。

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2015年10月30日、お化け屋敷で入場客を驚かすお化け役の人たち。ハロウィンを前に、キャストの写真が話題になっている。南方都市報が伝えた。

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小柄でかわいらしい張(ジャン)さんは、広東省広州市の遊園地でお化け役として働いている。お化け役にとってメイクは非常に重要だが、メイク師によると傷口と血をいかにリアルに描くかで恐怖度が大きく変わってくる。そのため、何種類もの顔料と小道具を使用してより恐怖感を出せるよう工夫している。苦労して描いたメイクのため、食事休憩の時でも落とすことはないが、恐ろしいメイクのままご飯を食べる光景は異様だ。

お化け役のキャストの多くは大学生で、張さんもその一人。彼女らの中には人を驚かすことが好きな人も少なくないため、人を驚かす満足感を得られるうえにお金ももらえることに喜びを感じる人も多い。

お化け役の苦労について張さんは、「仕事自体は大変ではないが、音響のボリュームが大きいため、耳栓を使用している。大声で驚かす役を担当した時は、1日でのどがガラガラになった」と話す。お化け役に必要な要素には「忍耐」を挙げた。まずお化け役は笑いをこらえる必要があり、客のリアクションが面白くても耐えなければならない。さらに、客が大声でお化け役を脅かしても、何事もなかったように装う必要がある。客の中には、好奇心からキャストのメイクを触る人がいる。そうした接触にも耐えなければならない。

お化け役のやりがいについては、「私たちの演技に対して、親指を立て褒めてくれる人がいる。こうした評価はとてもうれしい」と語っている。間もなくハロウィン、あなたもお化けメイクをしてお化け屋敷のキャストの気分を体験してみてはいかがだろうか。(翻訳・編集/内山

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