<ボイス>80年代生まれの「小皇帝」、一人っ子政策唯一の犠牲者に―中国ネットユーザー

Record China    2015年10月30日(金) 22時22分

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29日、中国共産党は第18期中央委員会第5回総会閉幕後、1979年から続いた「一人っ子政策」の完全廃止を発表した。これによりすべての夫婦が子供を2人まで生むことができるようになるが、悲観的な声も聞かれている。写真はおもちゃ。

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2015年10月29日、中国共産党は第18期中央委員会第5回総会(5中総会)閉幕後、1979年から続いた「一人っ子政策」の完全廃止を発表した。これによりすべての夫婦が子供を2人まで生むことができるようになるが、悲観的な声も聞かれている。

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80年代生まれの中国ネットユーザーは、「(一人っ子政策の完全廃止により)私たちの世代は中国の歴史上で唯一、一人っ子政策の犠牲者となった。私たち80年代生まれはおかしな世代だ。自分たちが生まれた時には兄弟はおらず、非常に寂しい子ども時代を過ごし、小皇帝(一人っ子により甘やかされ育ったわがままな子ども)という悪名は海外にまで知れ渡った。成人後は物価が高いバブル経済の中、苦労して結婚できたが、一人っ子政策が廃止となり、政府は子どもを2人産むよう呼びかけている。これでは私たちの負担は増えるだけだ。ただでさえ高齢者4人(夫婦お互いの両親)の面倒を見る必要があるのに、育てる子どもが2人に増えたら大変だ。中国の80年代生まれは世の中で一番苦労する世代ではないだろうか」と不安を語った。(翻訳・編集/内山

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