「国際秩序」は米国が勝手に定義して良いものではない―中国外交部

Record China    2015年11月11日(水) 15時13分

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11日、中国外交部は米国のカーター国防長官が7日にカリフォルニア州で行った講演で南シナ海の航行の自由に言及し、「中国は近年、国際秩序に挑戦している」と指摘したことに反論した。資料写真。

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2015年11月11日、中国外交部は米国のカーター国防長官が7日にカリフォルニア州で行った講演で南シナ海の航行の自由に言及し、「中国は近年、国際秩序に挑戦している」と指摘したことに反論した。

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外交部は、「現行の国際秩序は国連憲章に基づいており、その原則は各国が相互に主権と領土を尊重し、相互に内政に干渉しないことだ」と指摘。「国際秩序は米国の誰かが勝手に定義して良いものでは決してない」と批判した。

また、南シナ海については「南沙諸島は古来より中国の領土で、中国には自国の領土で建設を行う権利がある。これはいかなる国にも損害を与えるものではないし、航行や飛行の自由に影響するものでもない。中国側の立場は合理的で合法であり、米国には四の五の言う権利はない」と反論。

さらに、米国が南シナ海にイージス艦を派遣したことに言及し、「中国の主権と安全に損害を与え、地域の緊張を高めた。いったい誰が国際秩序を破壊し、問題を起こしているのか。事実は非常に明らかだ」とした。(翻訳・編集/北田

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