スー・チー氏は「中国の祝福は不可欠」と認識、ミャンマーの指導者として中国との交流は必須と分かっている―中国紙

Record China    2015年11月10日(火) 11時47分

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10日、環球時報は「アウン・サン・スー・チー氏が勝者に、『中国の祝福は不可欠』」と題し、ミャンマーの総選挙について伝えた。写真はスー・チー氏。

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2015年11月10日、環球時報は「アウン・サン・スー・チー氏が勝者に、『中国の祝福は不可欠』」と題し、ミャンマーの総選挙について伝えた。

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8日に投票が行われ、9日から投票結果の発表が開始されている。スー・チー氏率いる野党NLD(国民民主連盟)が政権交代を実現するには3分の2の議席を確保する必要があり、各方面から注目が集まっている。すべての投票結果は出ていないが、NLDは独自の集計で70%以上の議席を獲得し、政権交代に必要な議席数を確保できたと明らかにした。

政権交代が濃厚な中、日本では「スー・チー氏率いるNLDは中国と欧米の間でバランスをとる必要があり、自国の既得権益者と中国投資家の矛盾を適切に処理する必要がある」と政権が代わっても中国との間に存在する問題がなくなることはないと指摘の報道もある。

一方で、海外メディアでは「総選挙はミャンマーの民主化の試金石となる。誰が指導者になっても中国との関係に直接的なダメージを与えることはない」との見方も多い。

香港サウスチャイナ・モーニング・ポストは9日の報道で、「中国は新たな経済圏構想である一帯一路でミャンマーを重要なパートナーと見ており、その動向に注視している。スー・チー氏は、国の指導者になれば中国との交流が必要であると分かっており、『中国の祝福は不可欠』であると認識している」と指摘した。(翻訳・編集/内山

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