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13日、中国の携帯電話廃棄台数は年8000万台に上り、環境汚染の原因となっている。携帯電話やバッテリーにはさまざまな重金属が用いられている。普通のごみとして廃棄されれば、深刻な汚染をもたらすことになる。
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2015年11月13日、金羊網によると、中国の携帯電話廃棄台数は年8000万台弱に上り、環境汚染の原因となっている。
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携帯電話は今や最も買い換えが多い電子製品の一つとなった。米国の買い換えサイクルは18カ月だが、中国はサイクルが8〜12カ月と早いのが特徴。競争が激しく次々と新製品が登場する中国だけに、消費者もすぐに新しい携帯電話を購入するようだ。
中国の携帯電話廃棄台数は年8000万台弱。ただでさえ膨大な数だが、中国はリサイクル率が低いという弱点も抱えている。携帯電話やバッテリーにはさまざまな重金属が用いられている。普通のごみとして廃棄されれば、深刻な汚染をもたらすことになる。また、一部の違法処理施設では原始的な手法で貴金属を抽出しているが、その際に大量の汚染物質をまき散らしている。
今、中国に求められているのは体系だった回収制度の確立だ。例えば日本では携帯ショップで古い電話を回収する仕組みが整えられている。中古携帯の販売も盛んで、エコなだけではなく重要な産業となっている。(翻訳・編集/増田聡太郎)
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