2015年11月16日、中国新聞網は、韓国・ソウルで起きた大規模なデモで数十人が負傷し、51人が警察に身柄を拘束されたと伝えた。

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韓国・聯合ニュースによると、14日昼過ぎ、デモ参加者は若者の就職難や歴史教科書の国定化、貧富の格差拡大などについて、朴槿恵（パク・クネ）政権の対応が不十分だと主張した。

デモを組織した団体は13万人が参加したと発表し、韓国の警察当局は最終的に6万8000人がデモに参加したとしている。警察は2万2000人に上る人員や700両余りの車両などを動員し、デモ隊を阻止。デモ隊は棒などで警察官に襲い掛かる場面も見られ、警察は放水銃で応戦し双方の衝突は激化。結果的に51人が警察に拘束されたほか、数十人が負傷し29人が病院に搬送された。

この規模のデモは7年ぶりで、2008年に米国からの輸入牛肉に狂牛病のリスクが存在した際に起きたデモ以来最大規模だという。（翻訳・編集/内山）