厳重警戒態勢下で迎えたCOP21、環境保護団体のパレードに代わる“無言のデモ活動”に国連事務総長も賛同―海外メディア

Record China    2015年11月30日(月) 17時8分

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30日、同時多発テロから間もないフランス・パリで世界各国の首脳が参加する国連気候変動枠組み条約第21回締約国会議(COP21)が開かれるのに合わせ、現地では厳重な警戒態勢が続いている。こうした中、環境保護団体の従来とは異なるデモ活動が大きな話題となっている。写真はパリ。

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2015年11月30日、同時多発テロから間もないフランス・パリで世界各国の首脳が参加する国連気候変動枠組み条約第21回締約国会議(COP21)が開かれるのに合わせ、現地では厳重な警戒態勢が続いている。こうした中、環境保護団体の従来とは異なるデモ活動が大きな話題となっている。環球網が海外メディアの報道を引用して伝えた。

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シンガポール華字紙・聯合早報の29日付の記事によると、現地では27日から100を超える国・地域の人々が各国首脳に地球温暖化の抑制に向けて合意するよう求めるデモ活動を展開。しかし、フランス政府が開幕前日以降のパレード禁止を決定したため、地元の環境保護団体が29日に予定していた活動は中止を余儀なくされた。そこで新たに考え出されたのがレピュブリック広場に靴を並べるという方法で、当日は2万足以上の靴による壮観な光景が広がったという。

この活動には国連の潘基文(パン・ギムン)事務総長、フランシスコ・ローマ法王もそれぞれスニーカーと革靴を提供しており、潘事務総長はネット上で「世界の人々がパリで気候問題のために行動を起こす時、我々も靴を使ってテロ、戦争などの被害者のために立ち上がった」とのコメントを寄せている。(翻訳・編集/野谷

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