「イスラム国」のテロ戦略に変化、ローンウルフ型から集団的襲撃に―中国メディア

Record China    2015年11月23日(月) 1時50分

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19日、パリ同時多発テロ事件など一連の事件を見ると、イスラム国の戦略は集団によるテロ行為へと方向転換しつつある。写真はパリ。

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2015年11月19日、澎湃新聞によると、「イスラム国」の世界戦略に質的変化が見られると専門家が指摘した。ローンウルフ型から集団的襲撃へと変わったという。

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イスラム国のテロ戦略は極めてシンプルなもので、西側諸国の介入コストを高めることで敵対者の同盟を瓦解させようというもの。2014年9月から全世界のイスラム国支持者にテロ実行が呼びかけられた。以後、ローンウルフ(一匹狼)型と呼ばれる単独犯によるテロが多発した。

しかしここにきてイスラム国のテロ戦略に変化が見られる。パリ同時多発テロ事件、ベイルートの自爆テロ、さらにロシア旅客機撃墜事件を見ると、集団によるテロ行為へと方向転換しつつある。

米ジェームズタウン財団の報告書も同様の傾向を指摘している。過去2年間、フランスで行われたテロの3分の1はイスラム国からの帰国者が実行犯となった。今後もこの傾向は続くとみられ、長期にわたりテロが続くことが予想される。(翻訳・編集/増田聡太郎

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