2015年11月17日、韓国・聯合ニュースによると、韓国警察は週末にソウルで開かれたデモの主催団体のうち40余りの団体の代表に対し捜査を開始すると明らかにした。

【その他の写真】

ソウル地方警察庁は、14日にソウル中心部の光化門広場で行われた「民衆総決起」集会を主催したとされる53の団体のうち、実体の不明な団体を除く40余りの団体の代表者を参考人として召喚する予定だ。各団体が実際に集会に参加していたのかや、大統領府に向かってのデモ行進中に起こった警察との衝突にどう関与したかについて、集中的に調査する方針。

14日午後から行われたデモでは、警察が放水銃や鉄パイプを使ってデモ隊の鎮圧を図ったことに批判の声が上がっていたが、一方でネット上ではデモ参加者が警察に投石したり鉄ばしごで攻撃したりする動画が拡散し、賛否の声が渦巻く状態が続いている。

この報道には数多くのコメントが寄せられたが、デモ隊を批判し、警察の捜査方針を支持する意見が圧倒的だ。

「時代錯誤の典型。いつまでデモをやるつもり？」

「デモ隊が使う言葉がそもそも古過ぎる。『民衆総決起』に『闘争』『打倒』…もう時代は変わっているのに」

「裁判所が今まで甘い対応をしてきたから、こんな違法デモが増えたんだ。代表者は拘束するのが一番」

「ただ国家転覆を狙う暴徒にしか見えない」

「今回の事態はデモではなく、国家の転覆を狙った戦争だ。内乱罪を適用し、首謀者を全員捕えるべきだ」

「デモ集団の悪行には言葉が出ない」

「一人残らず捕まえて、二度とこういうことが起こらないようにしてほしい。国民の一人として強く願う」

「デモをあおっている無能な野党議員の方が問題」

「調査後、罪が明らかになったら国外に追放すべき」

「韓国のデモ隊はどうしてこんなに礼儀がないのか…。いったいどこで何を学んできたんだ？」（翻訳・編集/和氣）