2015年11月17日、新華網によると、ドイツ最大の鉄道会社・ドイツ鉄道（ドイチェ・バーン）は16日、ベルリンで記者会見し、「国際的な供給網を拡大する」意向を示した。

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ドイツ鉄道幹部は「中国での市場調査を進めた結果、中国の部品メーカーが欧州と同じレベルの競争力を持っていることが分かった。わが社へも高品質の部品を供給可能だと思う」と語った。その上で、同社が数年後に中国の高速鉄道車両を「選択する可能性がある」と示唆。しかし、今のところ「製品が欧州やドイツの基準を満たしているかどうか、関連機関が精査している最中だ」とした。

同社によると、今後5年間の部品調達費は年平均100億ユーロ（約1兆3200億円）。海外からの調達は全体の1割に満たないため、今後5年以内に同20％に引き上げる方針という。同社は「全世界を対象に供給企業を探している。今後数年以内に機関車、高速鉄道など大口の購入契約を締結できると思う」との見通しを示した。（翻訳・編集/大宮）