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17日、中国で今年大ヒットした映画「夏洛特煩悩」がハリウッド映画からの盗作を指摘され、訴訟問題に発展。「盗作」と「オマージュ」の境界線がどこにあるのか、今回の訴訟の行方は今後の映画界の動向に深く関わることになった。写真は映画「夏洛特煩悩」ポスター。
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2015年11月17日、中国で今年大ヒットした映画「夏洛特煩悩」(Goodbye Mr.Loser)がハリウッド映画からの盗作を指摘され、訴訟問題に発展。「盗作」と「オマージュ」の境界線がどこにあるのか、今回の訴訟の行方は今後の映画界の動向に深く関わることになった。人民網が伝えた。
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今年10月に公開されたコメディー映画「夏洛特煩悩」は、人気スター不在ながら、中国だけで興行収入15億元(約290億円)に届くほどの大ヒットを記録。しかしその直後、ある映画評論家が、フランシス・コッポラ監督作品「ペギー・スーの結婚」からの盗作を指摘する文章を発表。同氏のブログでは、特に相似しているシーンの比較写真も掲載され、ネット上で拡散されて大きな話題となった。
だがこの疑惑について、制作側は「ペギー・スーの結婚」を一度も観ていないと盗作を否定。制作に関わった「開心麻花」劇団はこの映画評論家を相手に訴訟を起こし、221万元(約4300万円)の損害賠償と公開謝罪を求めている。
中国映画でたびたび指摘される盗作問題だが、国内でこのような訴訟問題に発展するのは異例。それだけに訴訟の行方が注目されるとともに、「盗作」と「オマージュ」の境界線がどこにあるのか疑問を投げかける声や、現在はあいまいになっている関係法律の整備が急がれるのではないかという声も聞かれている。
チアン・ウェン(姜文)監督の「一歩之遥」では、冒頭に米映画「ゴッドファーザー」を思わせるシーンがあり、チャウ・シンチー(周星馳)監督の「少林サッカー」には米映画「2001年宇宙の旅」をまねたシーン、「カンフーハッスル」には古い広東語映画を取り込んだシーンが見られる。これらは全て監督自身の思い入れを注ぎ込んだオマージュであり、映画に対する「尊敬」の有無が、「盗作」と「オマージュ」の境界線とも考えられる。(翻訳・編集/Mathilda)
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