APEC取材の香港記者、フィリピンが入国拒否=アキノ大統領問い詰めブラックリスト入りが影響―中国メディア

Record China    2015年11月18日(水) 9時35分

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17日、中国メディア・CRI Onlineによると、アジア太平洋経済協力会議(APEC)の取材で、フィリピン・マニラに赴いた香港メディアの記者が入国を拒否された。

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2015年11月17日、中国メディア・CRI Onlineによると、アジア太平洋経済協力会議(APEC)の取材で、フィリピン・マニラに赴いた香港メディアの記者が入国を拒否された。

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入国を拒否されたのは香港・商業電台の記者。2013年10月にインドネシア・バリ島で開かれたAPEC首脳会議の取材で、香港メディア3社の記者が、フィリピンのアキノ大統領を問い詰めたとして取材許可証を没収された。その中に商業電台の記者も含まれていた。

香港メディアの記者は当時、10年にマニラで起きた多数の香港人が犠牲となった人質事件について、「遺族に謝罪するつもりがあるか」などと質問。アキノ大統領は返答を避け、会場の職員は「礼儀を欠いた」として取材許可証を没収し、記者を退場させた。

商業電台はこうした理由からフィリピンが複数の香港メディアの記者をブラックリストに入れ、この影響で今回のマニラ入りを拒否されたと17日に報道した。

報道によると、香港のフィリピン領事館は14年の11月、ブラックリストから香港記者を除外し、「観光客での入国」を許可すると発表している。商業電台はフィリピン政府の対応を「極めて遺憾であり理解できない」とし、香港政府に対応を求めた。最終的に商業電台は記者を代えマニラに無事入国できたという。(翻訳・編集/内山

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