米国立公園でトイレの便座破壊が頻発、中国人観光客の増加が原因―台湾メディア

Record China    2015年11月22日(日) 9時25分

拡大

18日、米国の国立公園でトイレの便座が破壊される事案が頻発している。便座を踏みつけ、しゃがんで用を足す中国人などのアジア系観光客が増えたためだ。写真はイ工ローストーン国立公園。

2015年11月18日、台湾・聯合新聞網によると、米国のアイダホ州、モンタナ州、ワイオミング州にまたがる「イ工ローストーン国立公園」を訪れる中国人観光客が近年増加しているが、文化や習慣の違いによる摩擦が生じている。中国紙・参考消息(電子版)が伝えた。

問題となっているのは、公衆トイレで便座に座るのではなく、便座を踏みつけ、しゃがんで用を足す中国人などのアジア系観光客が増え、それにより便座が破壊されてしまう事案が頻発していること。今年の夏だけでもトイレ42個のうち12個の便座が破壊されたと公園側は明かしている。

イ工ローストーン国立公園の南に位置するワイオミング州の「グランドティトン国立公園」でも同様の事案が発生しており、関係者は「アジアでは用を足す際にしゃがむ習慣がある。中国の公衆トイレはどこもそうだ。米国人の習慣とは相いれない」と話す。

どちらの公園もアジアからの観光客は今後も増える見通しで、関係当局は年間50万人が中国や他のアジア諸国から訪れると予測している。公園側は便座の使用方法を示す掲示を貼付するなどの対応を取ることを決めた。(翻訳・編集/岡田)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携