2015年11月19日、台湾の俳優エディ・ポン（彭于晏）らが出演する映画「悟空伝」がクランクインを迎え、「西遊記」ブームに新たな作品が加わることになった。新浪が伝えた。

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「悟空伝」は、小説家の今何在（ジン・ホーザイ）が発表した同名ネット小説を映像化するもの。孫悟空役をエディ・ポンが演じ、中国の女優ニー・ニー（倪［女尼］）、香港の俳優ショーン・ユー（余文楽）ら豪華キャストが出演する。

2013年にチャウ・シンチー（周星馳）監督の「西遊記〜はじまりのはじまり〜」が、中国だけで興行収入12億元（約230億円）を超えるメガヒットを記録。これをきっかけに、中華圏では「西遊記」ブームが始まった。昨年の「モンキー・マジック 孫悟空誕生」（中国語タイトル：西遊記之大鬧天宮）も同10億元（約190億円）を超えるヒットを生み、来年2月には続編「西遊記之孫悟空三打白骨精」が公開される。さらに、今夏公開されたアニメ映画「西遊記 ヒーロー・イズ・バック」は、興行収入が9億5000万元（約184億円）を突破。「カンフー・パンダ2」の記録を抜き去り、中国で最も売れたアニメ映画となった。

02年に発表された「悟空伝」は、今も根強い人気を誇る。それだけに、映像化されてどのような作品に仕上がるのか期待が集まっている。なお、公開は2017年の予定。（翻訳・編集/Mathilda）