2015年11月22日、中国の女優ヴィッキー・チャオ（趙薇）が香港でエンタメ企業・雲峰娯楽集団（YUN FENG ENTERTAINMENT ENTERPRISES LIMITED）を設立したことが明らかになった。新浪が伝えた。

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映画「レッドクリフ」などで知られる人気女優ヴィッキー・チャオは近年、ビジネスで巨万の富を築いていることでも注目の存在。昨年12月、実業家の夫ホアン・ヨウロン（黄有龍）氏と共に、大手映画会社・阿里影業（アリババ・ピクチャーズ）の大株主に。今月10日には、中国創意控股（クリエーティブ・チャイナ）の株式を総額2106万香港ドル（約3億4000万円）で買い入れ。同18日、中国創意控股は香港GEMに上場して株価が9倍に上昇し、わずか9日間で2億2800万元（約44億円）を手にしたと報じられた。

そのヴィッキー・チャオがこのほど、香港でエンタメ企業・雲峰娯楽集団を立ち上げたことが明らかに。登記資料によると、株主は彼女1人だけ。さらに登記記録の住所が中国創意控股と同じである点が注目されている。

ヴィッキー・チャオは2010年に海外で娘を出産したことで、ホアン・ヨウロン氏との入籍が明らかになった。その後の夫婦は、中国や香港、シンガポールなどに計7棟の豪邸を購入し、仏ボルドー地方にある有名ワイナリーを所有するなど、富豪としてもたびたび話題になっている。（翻訳・編集/Mathilda）