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24日、中国人観光客が日本へ「爆買い」に訪れていることが、赤字続きの静岡空港を救済する結果をもたらした。写真は静岡。
2015年11月24日、台湾紙・苹果日報によると、中国人観光客が日本へ「爆買い」に訪れていることが、赤字続きの静岡空港を救済する結果をもたらした。中国日報網が伝えた。
2009年に開港された静岡空港は当初2年間は年50万人の利用客があったものの、その後は低迷し、13年には40万人にまで減少。このため、年間の赤字は4〜5億円に上っていた。
ところが、今年に入って中国便が次々に就航し、「爆買い」で知られる中国人観光客でごった返す状態となっている。1〜7月の利用者45万人のうち20万人が中国人観光客で、年間の目標利用者数70万人を達成できる見込みが出ている。
中国の航空関係者は、「静岡は大阪や名古屋、東京へ行くにも便利で、中国人観光客の需要を完全に満たすことができる」と話す。すぐそばには富士山もあり、静岡で乗り換えて東京や北海道を観光する人も少なくないという。
空港からほど近い場所のドラッグストアでは一度に24万円分も購入する中国人観光客がいるなど、利用者の増加で地元にも活況のチャンスが訪れている。武漢から来た55歳の女性は、北海道で買ったみやげやドラッグストアの袋を手に、「静岡は航空券も安いし、とても便利」と話し、帰国の途に就いた。(翻訳・編集/岡田)
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