Record China 2015年11月27日(金) 21時50分
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25日、韓国の流通業界が「コリア・ブラックフライデー」に続く「Kセールデー」をスタートさせたが、疑問の声も出ている。資料写真。
2015年11月25日、韓国メディア・ニューシスによると、韓国の流通業界が大規模なショッピングイベントとして、「コリア・ブラックフライデー」に続く「Kセールデー」をスタートさせた。内需拡大を図るイベントだが、疑問の声も出ている。中国紙・環球時報(電子版)が伝えた。
Kセールデーはロッテや現代(ヒュンダイ)、新世界など主要百貨店や大手スーパーが実施し、ロッテマートと新世界傘下のイーマートは同イベントと創業祭を連動させ、さらなる消費拡大を図っている。韓国では内需が縮小し、消費意欲も低迷しており、特に5月から拡大した中東呼吸器症候群(MERS)流行の影響は深刻で、流通業界は不振が続いている。
韓国政府は内需拡大を図り、一部商品の消費税を調整したり、一連の消費イベントを行うなどの対策を行っているが、そうしたイベントが連続することで消費者の割引に対する感覚がマヒしてしまうのではないかとの見方が出ている。
業界関係者からは、大幅な割引は短期的には業績アップにつながるものの、こうしたイベントを頻繁に行うことは消費者の信頼を失う恐れがあり、かえって悪循環を生じさせかねないなど、懸念の声も出ている。(翻訳・編集/岡田)
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