2015年11月25日、今年公開された米映画「ブラックハット」に出演した中国の女優タン・ウェイ（湯唯）が、大コケしたこの作品について「負けだとは思わない」と語った。文匯報が伝えた。

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このほどフォーブス誌が発表した2015年度「最も稼げなかった映画」ランキングで、マイケル・マン監督「ブラックハット」が3位に選ばれた。制作費は7000万ドル（約86億円）と推定されるのに対し、興行収入はわずか1940万ドル（約24億円）。回収率は27％となっている。この映画には、台湾の人気アーティストのワン・リーホン（王力宏）、女優タン・ウェイが、悪質なハッカーに挑む兄妹役で出演している。

25日、香港でクリスマスツリーの点灯式に出席したタン・ウェイが、「ブラックハット」についてコメントした。フォーブス誌のランキング結果については、「負けだとは思わない。マン監督は新しい挑戦をしたし、私も心から支持している」と語った。近年、米国市場で惨敗した映画が、中国ではヒットしたことで製作費を回収できたという例が多く見られるが、「ブラックハット」は中国で公開されていない。「中国市場に来なかったのも敗因の1つか？」との質問にタン・ウェイは、「その質問は制作側にしてほしい」と語った。

2011年の中韓合作映画「レイトオータム」で知り合ったキム・テヨン監督と昨年7月に国際結婚した。来月のキム監督の誕生日をどう過ごすのか聞かれ、一瞬驚いた表情を浮かべ、「自分の誕生日でさえ忘れているので…」と赤面しつつコメント。特別に何かをする予定はないと語っている。（翻訳・編集/Mathilda）