Record China 2015年11月27日(金) 19時40分
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25日、韓国・聯合ニュースによると、日本を訪問した韓国未来創造科学部の崔長官が、ノーベル賞を相次いで受賞する日本の科学技術の底力を「学者の誠実さにある」と述べた。この報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。
2015年11月25日、韓国・聯合ニュースによると、日本を訪問した韓国未来創造科学部の崔陽熙(チェ・ヤンフイ)長官は、ノーベル賞を相次いで受賞する日本の科学技術の底力は(一分野で粘り強く研究する)学者の誠実さにあると述べた。
崔長官は、韓国メディア東京特派員との懇談会で、「日本の科学者の創造性が大きく優れているとは見ていないが、彼らはそれぞれの分野で継続的に研究する。そのため、ノーベル委員会も彼らを知ることになる」と評価した。一方、韓国の科学者たちについては、「研究費が多く支援されているテーマを見つけ、頻繁に研究分野を変えているのが現実」と指摘した。
崔長官は韓国の基礎科学支援予算について、「大幅に増額しているが排出される研究者の増加に追いついていないのが実情だ」とし、基礎科学分野の研究者たちが他分野の研究に比べて十分な研究費が得られていないとの認識を示した。また、政府の予算だけでは限界があるとして、「企業の基礎科学への投資、海外の大規模な研究装置の共同利用などが必要だ」とも述べた。
この報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。
「韓国では隣の人が別のことをやっていたら、すごく気になってテーマを変えてしまうこともよくあるからな」
「純粋な学問研究していると、『役に立たないことをして食べている』と考える世間の認識にも問題があると思う」
「韓国社会は、頑張って勉強して良い成績をとり、大企業に入ろうという考えが主流を占めている。大企業中心のこの考え方が、科学者や技術者、それに科学技術自体を低評価する原因になっているのではないだろうか」
「政府支援が不足して研究費も少ないし、さらに正規職枠も少ない。こんな状態で、ノーベル委員会に認識されるまで奴隷のように研究し続けろと言うのか」
「研究費がなくては研究は続けられない。必然的に研究費の下りる研究に人材が集まる。ノーベル賞なんて夢のまた夢だ」
「日本の研究者は給与も多いだろうが、韓国の研究職は…?早く退勤できたとしても午後10時、夜明けに帰宅することもしばしばだ。週末にやっと帰宅できることもある。それでいて給料はすずめの涙」
「研究成果が出るには数十年はかかるだろうが、金もうけを目指している科学者はそんなに待っていられない」
「ノーベル賞受賞のための研究をする韓国と、純粋な研究をする日本。日韓の違いは明らかだ」
「もともと、韓国は科学技術には関心のない民族だと思う。日本は最近だけでなく、戦国時代にも西洋と交流して商工業の発展に力を入れていた」(翻訳・編集/三田)
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