2015年12月10日、韓国・聯合ニュースによると、安倍晋三首相は同日、竹島が日本固有の領土であることを示す資料の保全に意欲を示した。

超党派の「日本の領土を守るため行動する議員連盟」の会長、新藤義孝議員らは10日、官邸で安倍首相と面会し、竹島が日本固有の領土であることを示す歴史資料の保全と公開を求めた。これに対し、安倍首相は「できることはする」との反応を示したという。また、新藤議員は、日本が主張する排他的経済水域（EEZ）境界線内に、韓国が「産業廃棄物投棄区域」を設定していると指摘。これに対する対応を要請したのに対し、安倍首相は「即刻対処をする」と答えたという。

これについて、韓国のネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。

「朴大統領の『できることはする』は信じられないが、安倍首相が言うと恐ろしい。韓国政府は気を引き締め直して！」

「日本は最近、歴史問題や領土問題で挑発的な態度をみせているが、先月の日韓首脳会談で一体、何が話し合われたのだろう？国の領土が奪われる危機なのだから、国民は首脳会談の対話記録の公開を求めてもいいよね？」

「そんな資料あるわけない。日本がどうやって、ないものを作り出したのか気になる」

「韓国が本当に廃棄物を投棄したの？もし事実なら、韓国政府を疑う」

「韓国政府は何している？対馬の領有権を主張するための準備は進んでいるのか？」

「独島（竹島の韓国名）問題への韓国政府の対応を見ていると、もどかしくてイライラする。守る気がないのなら、いっそ日本にあげてしまえばいいのに」

「独島周辺の海には韓国人が捨てたごみが散乱しているという。領有権を主張するのなら、島を美しく守らなければならない」（翻訳・編集/堂本）