2015年11月27日、中国の掲示板サイトに、「中国製造業のレベルの低さに日本企業も目を当てられず、支援の手を出す」と題するスレッドが立った。

スレ主は、日本メディアの記事を紹介し、「日立製作所は中国製造業を対象に、生産や技術の高度化を支援する事業に乗り出す。この事業はITや自動化技術のみならず、調達・物流のコスト削減や環境対策も含んでいる。日立製作所は、研究開発要員を3割増の3000人にして受注拡大に備えるという」と伝えた。

これに対して中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。

「メード・イン・チャイナは安物の代名詞だからな」

「中国の製造レベルはアフリカよりは少し上という程度」

「人間がダメだから作るものもダメなんだよ」

「パクリ国家が良いものを作り出せるわけがない」

「でも中国製のスマホはサムスンすら撃退しているけどね」

「でも航空用エンジンでは、日本は中国に遠く及ばない」

「海外での評判は悪くても、国内での評判は悪くない。観点の違いだ」

「本当に日本人がすごいなら、シャープや日立、パナソニック等の大手ブランドが中国で落ち目になるはずはないのだが」

「最近、中国ブランドの靴を何足か買ったが、歩いている時に靴底がはがれること4回。恥ずかしいから外出用の靴がこうならないように作ってほしい」

「わが国にはどこの市にも『生産力促進センター』があるのに、なんで日本人の支援が必要なの？」（翻訳・編集/山中）