北京・天津周辺で深刻な大気汚染、70都市のうち31都市で重度汚染―中国

Record China    2015年11月30日(月) 16時38分

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29日、北京市や天津市、河北省とその周辺の都市を中心に極めて深刻な大気汚染が発生している。写真は河北省の衡水駅。

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2015年11月29日、新京報によると、中国で北京市や天津市、河北省とその周辺の都市を中心に極めて深刻な大気汚染が26日から発生している。スモッグの発生している面積は53万平方メートルにも及び、「重度」以上の汚染が発生した都市は23都市に上った。29日には31都市にまで増えている。

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北京市や天津市、河北省一帯では70都市余りで気象統計が取られているが、28日の時点で33%の都市で深刻な大気汚染が発生したことになる。「重度汚染」以上の23都市には北京や石家荘などが含まれ、北京は大気品質指数「308」で、最悪の「厳重汚染」となっている。

29日に入っても大気汚染は引き続き発生。北京は「重度汚染」に引き下げられたが、午前8時の時点で「重度汚染」以上の都市は8都市増え、31都市となった。

中国環境保護部観測司の羅毅(ルオ・イー)司長は、12月2日には強い寒気の影響で大気の拡散条件が徐々に好転し、汚染はいったん収束するとの予測を示している。同部は各地に大気汚染や天候の予測分析を厳正に行うよう通達を出すとともに、専門グループを現地に派遣したことを明らかにしている。(翻訳・編集/岡田)

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