2015年12月2日、韓国・ノーカットニュースは、フランスのパリで行われている地球温暖化対策を話し合う国連気候変動枠組み条約第21回締約国会議（COP21）では、先進国が「すべての国に温室効果ガス排出の削減義務がある」と主張したのに対し、途上国代表らが猛反発し、「温暖化を招いた責任がある先進国こそ、さらなる排出削減に取り組むべき」との声が相次いだ、と伝えた。

こうした中、韓国で注目されたのは「韓国は対立する両者のどちら側なのか」という点。記事によると、韓国は先進国側に分類され厳しい削減義務を課せられることを避けるため、両者を厳密に分ける方法には反対する立場で、両者の間に立つ仲裁者として協議に臨む戦略を取っているという。朴槿恵（パク・クネ）大統領が演説で「新市場や雇用の創出」に力点を置き、温室効果ガス排出については「自主的な国別目標を達成する」と述べるにとどめたのも、こうした戦略によるものとみられる。

この報道に、韓国のネットユーザーは次のようなコメントを寄せている。

「政治では途上国にも劣る」

「外から見たら先進国だけど、中身は先進国じゃないと思う」

「外見でも途上国。中身は後進国で、国民性は最低だ」

「経済規模は先進国、それ以外は途上国」

「途上国のままでいようよ。その方が楽だ」

「さっきまで先進国になれたと喜んでいたくせに、温室効果ガスの話になった途端、途上国になって隠れようとする」

「自慢するときは先進国だけど、必要に応じて途上国。他の国を悪く言えないよ」

「外で韓国が先進国だなんて言わないで。恥ずかしい」

「『後進国』と言うことすら惜しいよ。ヘル朝鮮で十分だ」

「こういう会議で交渉から手を引いていること自体、後進国と認めたも同じ」

「韓国は今まさに退歩中だよ」（翻訳・編集/吉金）