PM2.5の値が一時1000近くに!深刻な大気汚染に見舞われた北京、ネットには「北京の街がなくなった」との書き込みも―中国メディア

Record China    2015年12月1日(火) 15時40分

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1日、中国新聞網によると、先月下旬から深刻な大気汚染が続く中国北京で30日夜、多くの観測地点でPM2.5の値が1立方メートル当たり500マイクログラムを突破した。中には一時1000マイクログラム近くにまで達した場所もあった。写真は現地時間1日正午過ぎに撮影された北京の風景。

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2015年12月1日、中国新聞網によると、先月下旬から深刻な大気汚染が続く中国北京で30日夜、多くの観測地点でPM2.5の値が1立方メートル当たり500マイクログラムを突破した。中には一時1000マイクログラム近くにまで達した場所もあった。

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1日朝6時の段階でも同市は灰色のもやに覆われたままで、「北京の街がなくなった」など視界の悪さを示すコメントがネットに書き込まれている。

同市では先月27日から重度の大気汚染が発生し、29日午前10時には今年初の「オレンジ警報」が発令。教育当局は市内の幼稚園、小学校に屋外での活動中止を要求し、中学校に対しても屋外での体育の授業を控えるよう求めた。

北京市環境保護局は「今年のエルニーニョ現象は統計を取り始めてから最強」と紹介し、世界レベルで極端な天候が観測されていると説明。11月に華北地域がたびたび降雪に見舞われたことが不利な気象条件をもたらしたと指摘しており、暖房器具が使用されるシーズンに突入したことも大気汚染の原因としている。(翻訳・編集/野谷

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