2015年12月2日、韓国・聯合ニュースによると、韓国など4カ国が共同申請した「綱引き」が、国連教育科学文化機関（ユネスコ）の無形文化遺産に登録されることが決まった。

韓国文化財庁によると、稲作文化圏で行われてきた代表的な伝統文化としての綱引きの遺産的価値が高く評価された。綱引きは韓国をはじめアジアの農耕文化圏で豊作を願う行事として古くから行われており、韓国は今回、ベトナム、カンボジア、フィリピンと共同で登録推進活動を進めてきた。韓国のユネスコ無形文化遺産登録は、「綱渡り」「アリラン」「キムジャン（越冬用のキムチ漬け）文化」「農楽」など18件となった。

なお、韓国は済州の海女文化も同遺産への登録を目指しており、こちらの登録可否は来年判断される予定だ。

これに、韓国のネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。

「久しぶりにうれしい話題！」

「個人的には、ユネスコの審査や運営には疑いを持っている。日本の軍艦島だって、お金で登録したんだ。今回のもそれと変わらないと思う」

「済州の海女文化は日本に奪われつつある。韓国の方がはるかに充実した文化なのに、日本は自分たちの物として登録しようとしている」

「済州の海女文化も日本より先に登録すべき！」

「世界遺産とかOECD（経済協力開発機構）とか、国際的な自慢を作ることばかりに熱心で、ヘル朝鮮（地獄の韓国）の社会問題については考えてもいない」

「毎日けんかしてる国会議員が、税金の値上げのときだけ団結する文化は、登録できないかな」

「韓国はデモ隊と警察車両が綱引きするような国。登録は当然の結果だ」

「老人の貧困率がOECDで1位という国で、遺産の登録に何の意味があるんだろう」

「これだけ誇らしい文化だから、国会でも毎日綱引きをしてるのか」

「韓国で日々を耐える庶民一人一人こそ、無形文化遺産だ」（翻訳・編集/吉金）