Record China 2015年12月6日(日) 12時19分
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中国の掲示板サイトに「中国と日本の間にはいったいどれほどの開きがあるのか」と題するスレッドが立った。これに日中両国のネットユーザーは、さまざまに反応している。写真は都内の喫煙所。
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2015年12月6日、中国の掲示板サイトにこのほど、「中国と日本の間にはいったいどれほどの開きがあるのか」と題するスレッドが立った。中国のネットユーザーが開きを認めた上で、「必ず日本を超える」などと意気込んでいるのに対し、日本のネットユーザーは「国が異なる以上、差がない方が不思議」などの声を上げている。
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スレ主は韓国に行った時には中国の大都市との差を感じることはなかったそうだが、日本に来てみると、中国とは大きな開きがあると感じたという。
1982年には運営を開始した東北新幹線、信号のない交差点で歩行者に道を譲る車、非常に静かな街、路上喫煙が禁止され喫煙所が設けられていることなど、多くの面で中国との違いを感じたとつづった。
これに対し、中国のネットユーザーからは「まだ差はあるが、中国は必ず日本を超える」「中国はこんなに多くの人口と民族があり、数千年にわたる封建思想がまだ残っている中で、わずか半世紀で現状にまでなっただけでも大したものだ」「100年前には東アジアの病人で、40年前は極貧だったが、今では影響力の強い大国になった。日本のように早くから社会が成熟したが、すでに衰退している国と比べれば、中国の未来は明るい」などの書き込みが集まった。
半面、「日中の最大の差は民度の平均にあると思う」「日中はハード面では50年、ソフト面では100年の差がある。ごみの分別は100年かかっても日本のレベルには追い付けない」 などの指摘もあった。
一方、日本のネットユーザーは「差があるないにどれほどの意味があるのでしょうか?国が異なる以上、差がない方が不思議です。私たちはこんなところがあり、良いところと言えるようになっていただきたい」「そもそも『日本を追い越す、追い越さないと』との考え方が必要なのか?例えば環境汚染を放置したまま、経済や技術で日本を抜いたとして、それで中国人は幸せになるのか」などとコメント。
さらに、「日本の主権は取りあえず国民にあるが、中国の主権は中国共産党にあり、多くの国民にはない点が最も大きな違いです」「社会主義国であるかぎり、資本主義国の日本には永遠に追い付かない」といった意見も少なくなかった。(編集/大隅)
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