中国の今年の大気汚染はなぜこれほど深刻なのか―中国メディア

Record China    2015年12月10日(木) 16時25分

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8日、科通社は記事「今年の大気汚染はなぜこれほど深刻なのか?」を掲載した。中国気象局の朱定真氏によると、エルニーニョ現象の影響で暖冬になった影響が強いという。

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2015年12月8日、科通社は記事「今年の大気汚染はなぜこれほど深刻なのか?」を掲載した。

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今年、中国北部を中心に深刻な大気汚染が観測されている。北京市では7日、史上初となる大気汚染赤色警報が発令され、自家用車の使用が制限されたほか、学校が休校になるなど影響が広がっている。

なぜ今年の大気汚染はこれほど深刻なのだろうか。中国気象局の朱定真(ジュー・ディンジェン)氏によると、エルニーニョ現象の影響で暖冬になった影響が強いという。暖冬となり寒気団の南下が減少。強い風が吹く回数も減り、汚染物質が滞留しやすい状況が作られる。

朱氏は今後、こうした天候が予測される際には前もって予報を出し、強風が吹くまでは汚染物質の排出量を抑制するなどの予防措置をとる必要があると提言した。(翻訳・編集/増田聡太郎

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