<南シナ海問題>台湾、実効支配する太平島で埠頭の完成式典、ベトナム政府が強く抗議―中国メディア

Record China    2015年12月14日(月) 17時30分

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14日、環球網によると、台湾の高官が南シナ海の太平島について島の主権を主張したことを受け、ベトナム政府がこれに強く抗議した。写真は南シナ海。

2015年12月14日、環球網によると、台湾の高官が南シナ海の太平島について島の主権を主張したことを受け、ベトナム政府がこれに強く抗議した。

台湾は、自らが実効支配する太平島で埠頭(ふとう)と灯台の建設工事を進めてきた。当初は馬英九(マー・インジウ)総統が完成式典に出席するとみられていたが、12日に行われた式典には内政部と海岸巡防署のトップが出席。主権をアピールするとともに、馬総統の署名が刻まれた記念碑を披露した。台湾紙・中国時報の13日付の記事によると、記念碑の裏側には「南シナ海の諸島および周辺海域は中華民国固有の領土、海域である」という文言がしたためられているという。

これに対してベトナム外交部の報道官は13日、「わが国や国際社会の関心を顧みない行為だ」と強く抗議し、「ベトナムが主権を持つ太平島に高官を派遣し、島に建設した施設を稼働させることは重大な侵犯行為であり、地域の緊張状態をさらに悪化させる」と発言した。(翻訳・編集/野谷

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