変わる健康消費の概念、北京はマスク消費全国トップ―中国

Record China    2015年12月16日(水) 7時19分

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10日、阿里研究院と阿里健康は「阿里小売プラットフォーム健康消費報告」のデータを共同で発表した。資料写真。

2015年12月11日、京華時報によると、阿里研究院と阿里健康は10日、「阿里小売プラットフォーム健康消費報告」を発表した。それによると、昨年のアリババ(阿里巴巴)系列の小売プラットフォームにおける健康消費(医薬品、健康グッズ、医療・健康サービスを含む)は総額650億2000万元(約1兆2303億6000万円)に上り、前年比62.5%増加した。

阿里健康の報告によると、中国人の健康消費の概念がこれまでの「病気になったら治療する」から「病気にかかる前に予防する」に変わりつつある。また健康消費ニーズが上昇を続け、ますます豊富になり多様化しているのが流れだ。

昨年のアリババ系小売プラットフォームの健康消費総額は650億2000万元で同62.5%増加し、中でも年消費額が5000元(約9万5000円)を超えるヘビーユーザーが68.9%と半数以上を占めたことが注目される。

製品や種類別にみると、北京はマスクの消費額が全国一で、全国の6分の1を占めた。黒竜江省のマスク消費の伸びは全国最速で、増加率が200%を超えた。

データをみると、呼吸に関する健康保護の意識で各省・自治区・直轄市の消費者は両極端な反応を示す。湖北省、河南省、新疆ウイグル自治区、山西省、湖南省などは平均大気質が低く、一人あたりマスク消費額は少ない。一方、平均大気質が相対的に高い広東省、福建省、海南省はマスク消費額が多い。(提供/人民網日本語版・翻訳/KS・編集/武藤)

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