呼吸するだけで太る?!PM2.5に肥満促進効果と米国・カナダの研究で判明―台湾メディア

Record China    2015年12月15日(火) 17時35分

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14日、PM2.5に肥満促進効果があると米国・カナダの研究で判明した。

2015年12月14日、台湾メディアETtodayによると、微小粒子状物質PM2.5により食欲が増加し、肥満を促進するとの研究報告が発表された。中国紙・参考消息(電子版)が伝えた。

「呼吸しているだけで太る」とはダイエットの難しさを伝えるジョークだが、あながち間違いではなかったのかもしれない。PM2.5が肥満を促進する可能性があるという。

米オハイオ州立大学のQinghua Sun氏はマウスを使って大気汚染と肥満に関する実権を行った。10週間が経過した後、汚染された空気の中で生活していたマウスの体脂肪が明らかに上昇した。PM2.5がインシュリンの分泌機能を混乱させたり、環境ホルモンが食欲を更新させたりするなどして、新陳代謝の不全や糖尿病、肥満などの症状を引き起こす可能性があるという。

カナダ・オンタリオ州の公共健康調査員Hong Chen氏によると、大気1立方メートル当たりの汚染物質が10マイクログラム増えるごとに糖尿病の罹患率は11%増加する。北京市では500マイクログラム以上もの深刻な大気汚染を計測することもしばしばあるだけにどれほどの影響が出ているのか計り知れない。また、米コロンビア大学の研究によると、妊娠期に汚染が深刻な地域で暮らしていた場合、子どもの肥満率は通常の2.3倍に高まる。(翻訳・編集/増田聡太郎

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