Record China 2015年12月27日(日) 6時30分
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韓国メディアは日本のウサギのキャラクター模倣品を中国から韓国に輸入・販売したとして、韓国最高裁で貿易業者の実刑判決が確定したと報道。日本が絡むとあって、日韓両国のネットユーザーからは、さまざまな声が交錯した。写真は韓国最高裁。
2015年12月26日、韓国・マネートゥデイは24日、日本のウサギのキャラクター「le sucre(ル・シュクル)」の模倣品を中国から韓国に輸入・販売したとして、韓国最高裁で貿易業者の実刑判決が確定したと報じた。日本が関係するだけに、韓国のネットユーザーの反応はさまざまで、日本のネットユーザーは「判決自体はまとも」などの声を上げている。
マネートゥデイによると、韓国最高裁は著作権法違反などの罪に問われた54歳の貿易業者に対し、懲役2年を言い渡した二審判決を確定したことを明らかにした。この業者から、ぬいぐるみの納品を受け販売していた2人にも、それぞれ懲役10月と6月の刑が確定している。
最高裁は判決理由の中で「このキャラクターは一般的な美術著作物と捉えることができ、日本が韓国国民の著作物に対し自国民(の著作物)と同等に扱っている以上、このキャラクターも韓国の著作権法により美術著作物として保護し得る」と説明したという。
この判決について、韓国のネットユーザーからは「私もそれなりの金額を出して娘にぬいぐるみを買ってあげたけど、後で偽物だったことが分かってものすごく腹が立った。こういう悪人たちに対して厳しくしないと、著作権もクリエイターたちも生かされない」「これで実刑?もっとショッキングな事件が執行猶予なのに」 などの賛否両論が寄せられた。
中には「これは確かにパクった物のように見えるけど、そもそもこれくらいのコピー商品は他にいくらでもある」「いつ日本から裁判官を輸入したの?」といった声もあった。
一方、日本のネットユーザーは「韓国司法 、韓国人からもボロボロ言われてるな。判決自体は日本の感覚ではまともだとは思うんだが 」「TPP(環太平洋連携協定)に参加したら著作権の保護はもっと厳しくなるんだが」「相変わらずパクりには寛容だね」などと指摘。
さらに「『日本の会社が保有する権利を侵害した』ってことなら、韓国では英雄なんじゃ」「韓国では憲法よりも国民感情が優先されるんだぜ?憲法裁判所が公的にそうだって判断してる 」などともコメントしている。(編集/大隅)
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