中国とタイの鉄道建設事業に問題発生、タイが中国に増資を求める―中国メディア

Record China    2015年12月26日(土) 13時0分

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25日、タイメディア・バンコクポストは、2014年12月に中国とタイの間で契約が交わされた鉄道建設事業について、タイ政府が中国に投資を増額するよう求めていると報じた。

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2015年12月25日、タイメディア・バンコクポストは、2014年12月に中国とタイの間で契約が交わされたタイ北東部国境のノーンカーイからバンコクを経由してラヨーンまで伸びる鉄道建設事業について、タイ政府が中国に投資を増額するよう求めていると報じた。環球時報が伝えた。

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契約では中国の出資額は5000億バーツ(約1兆6600億円)となっているが、タイのソムキット・チャトゥシーピタック副首相は、タイ運輸省が中国側に投資の明細を明らかにするよう求めた。ソムキット副首相は、「中国の豊かな資金力を考え、タイ政府としては中国が鉄道建設工事や列車、オペレーションシステムについて、出資を増額することを希望している」と述べた。

タイ政府が11月17日に批准したプロジェクトの草案では、中国とタイが共同で交通会社を設立して管理するとされている。中国はそのうち、トンネルや鉄橋など技術レベルの高い部分の施工とオペレーションシステムを担当する。同プロジェクトの資金は、タイの政府予算やタイの金融機関、国外からの融資からなるが、そのうち国外からの融資は主に中国輸出入銀行によるものだ。しかし、金利はタイ国内の利率を上回らないことが条件となっている。(翻訳・編集/北田

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