Record China 2007年11月7日(水) 9時14分
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11月6日、蔓延する公務員の学歴詐称問題を週刊誌「瞭望」(最新号)が取りあげている。2004年の調査では、公務員幹部の40人に1人が学歴を偽っており、その実態は今も変わらない。資料図。
2007年11月6日、中国のニュースサイト「中国新聞網」は今週号の週刊誌「瞭望」が取りあげた、公務員の学歴詐称問題に関する記事を紹介。
これによると、2004年10月に発表された調査では、2年間の歳月をかけて全国67万人にのぼる県クラス以上の幹部公務員を調べたところ、40人に1人の高い確率で学歴詐称の事実が判明したという。この状況は現在でも改善されておらず、いまなお全国に蔓延する学歴詐称の実態は公務員全体の名誉を傷つけ、共産党や国家の信用にかかわる重大な問題だと記事は指摘している。
このような学歴詐称の多くは、金銭を支払って教育機関から不正に証明書等を入手しており、これを防ぐためには公務員の履歴の公開や、不正に気づいた際の市民ホットラインの開設などを推し進めることが必要だとしており、同時に学歴詐称に関与した者には法により厳罰が与えられるよう強く求めている。(翻訳・編集/本郷智子)
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