Record China 2016年1月17日(日) 7時0分
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韓国メディアは安倍首相が昨年末の慰安婦問題の日韓合意について、「日本としても100%満足するものではない」と発言した報道。これに日韓両国のネットユーザーから、さまざまな声が寄せられた。イメージ写真。
2016年1月15日、安倍晋三首相が昨年末の慰安婦問題の日韓合意について、「日本としても100%満足するものではない」と発言したと韓国で伝えられ、波紋を呼んでいる。韓国のネットユーザーの反発に、日本のネットユーザーは「日韓双方が満足する合意などない」などと反応している。
韓国・ニューシスによると、安倍首相は13日に韓日議員連盟の徐清源(ソ・チョンウォン)会長と面会した際、「慰安婦問題は、日韓双方にとって難しい決断が必要な部分がある」とした上で、「合意内容は日本としても100%満足するものではなく、国内にも反対の声があるが、時間がたてば、国民は今回の合意が正しいものだったと理解してくれると思う」と述べたという。
この報道に、韓国のネットユーザーは「実にあきれる」「そもそも日本が満足する問題じゃないのでは?自分の犯した罪をきちんと謝罪したこともないのに、その立場で満足も何もないだろう」「加害者が満足する合意をしなきゃいけないの?」などと、首相発言を非難。
中には「それならやり直せばいい」「日本は90%満足、韓国は当事者含め大半の国民が不満。ただし大統領と外交部だけはとっても満足…実に見事な政府だ」といった指摘もあった。
一方、日本のネットユーザーは「どのみち日韓双方が満足する合意などない」「双方とも譲れない線があって、そこが対立してどうしようもないから政治決着をつけている。そんな”妥結”に、双方が100%満足してます、なんてことがあるかよ」「『合意は政治的妥協の産物』だという表明だね。まあ、表明したことはプラス1点というところか」などとコメント。
さらに、「日本が満足する合意とは、日本の強制連行を否定する旨の合意だぞ」「今回の合意って、日本側の主張は従来と変わっていない。 つまり、日本側が不十分だと思っているのは、韓国の責任部分だぞ。 慰安婦問題の根幹には捏造(ねつぞう)とプロパガンダがあり、数々のジャパンディスカウントに対して韓国は何一つ代償を支払っていない」などの声も上げている。(編集/大隅)
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