改造は事故原因ではなかった?長江客船沈没事故の報告書がついに公表―中国

Record China    2016年1月1日(金) 0時10分

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30日、RFI中国語版サイトは記事「長江客船沈没事故の報告書発表、事故の主因は天候」を発表した。報告書は豪雨を伴った強風が事故の最大の原因だと指摘した。写真は長江客船沈没事故の救援作業現場。

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2015年12月30日、RFI中国語版サイトは記事「長江客船沈没事故の報告書発表、事故の主因は天候」を発表した。

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今年6月1日、南京から重慶に向かって長江を移動していた客船「東方之星」が湖北省境内で転覆、沈没し、乗客乗員454人中442人が死亡するという惨事が起きた。事故から約半年が過ぎた12月30日、中国国家安全生産監督管理総局は長江客船沈没事故の報告書を発表した。

報告書は豪雨を伴った強風が事故の最大の原因だと指摘。また、船長ら乗員が悪天候下での操船に関する知識が不足していたことも問題だったとした。事故直後、「東方之星」が改装を繰り返していたことが取り沙汰され、安全管理に問題があったとの疑念もささやかれていたが、復元能力は改装により低下していたが法律が定める基準値は満たしていたと報告書は分析している。また事件の後、官僚や企業関係者ら43人が処罰されたことも発表された。(翻訳・編集/増田聡太郎

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