2016年1月4日、韓国・国民日報によると、韓国の元慰安婦を支援する社団法人・韓国挺身隊問題対策協議会（挺対協）が始めた署名運動が、インターネット上で広がりをみせている。

この運動は、慰安婦問題解決のため、元慰安婦への日本政府による公式な謝罪と法的賠償などを求めるというもの。世界1億人の署名を目標としており、4日現在でオンラインでの署名が100万2800人余り、それ以外の物が72万5290人分集まっているという。また挺対協のサイトによると、インドや東南アジア、アフリカ諸国からの署名が集まりつつある。

挺対協はまた、6日に欧米の複数の都市で、日韓政府間でこのほど妥結した慰安婦問題協議の無効を訴える集会を行う予定だ。

この報道に、韓国のネットユーザーは次のようなコメントを寄せている。

「国連と世界の国々は、この機会に慰安婦像を全世界に広め、反省のない日本を糾弾すべきだ」

「この問題は、中国や東南アジア、オーストラリアやオランダなどと連携して対応すべき。なぜ米国の利益のために合意しなきゃいけないんだ？」

「僕も署名します！」

「そろそろ大統領が直接出て来て何か言うべきなんじゃないか？」

「たった今署名してきた。慰安婦は私たちの歴史だ。このままいいかげんに終わらせてはいけない」

「合意は国際的な恥だ。早く大統領の任期が過ぎ去ってほしい」

「今回の合意はもちろん無効。認めたら親日派の売国奴ということだ」

「10兆ウォン（約1兆円）の募金運動もしよう」

「慰安婦像の本当の意味を朴槿恵（パク・クネ大統領）は分かってるんだろうか？親日派の子孫だから、考えたこともないだろうな。だから慰安婦像と10億円を交換しようとしてるんだ」

「朴槿恵はもう終わり。慰安婦を10億円で売り払った歴代最悪の大統領として、歴史が記憶するだろう」（翻訳・編集/吉金）