Record China 2016年1月6日(水) 23時30分
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5日、慰安婦問題の日韓合意をめぐり、韓国政府が元慰安婦や関連団体の同意を得ていなかったとの批判に対し、韓国外交部が正式に反論した。資料写真。
2016年1月5日、慰安婦問題の日韓合意をめぐり、韓国政府が元慰安婦や関連団体の同意を得ていなかったとの国内での批判に対し、韓国外交部が正式に反論した。韓国・ニュース1が伝えた。
外交部の趙俊赫(チョ・ジュンヒョク)報道官はこの日の記者会見で「政府は被害者と被害者団体の意見を集約し、日本側との合意プロセスにおいてその意見を積極的に盛り込むよう努力を続けてきた」と強調した。具体的には、外交部による被害者及び関連団体との面会や接触が昨年だけで15回に上ったこと、地方の関連団体へも担当局長が訪問し説明を行ったこと、そして慰安婦支援を行う女性家族部が過去3年間、被害者団体や専門家らの意見に耳を傾けてきたことなどを挙げた。
一方、尹炳世(ユン・ビョンセ)外相による元慰安婦の訪問予定については、「今後あらゆる事柄を勘案し、後続の措置を着実に実行していく予定」として明言を避けた。
この報道に、韓国のネットユーザーは次のようなコメントを寄せている。
「政府が世論戦に乗り出したか」
「始まった。責任回避」
「会った回数の問題じゃない。15回も面会したなんて、それはお疲れさまでしたね」
「15回も耳をふさいだまま会ってたのか?何の権利もない少女像(慰安婦像)のことも勝手に決めるなんて」
「日本があれほど欲しがった『慰安婦の免罪符』を、朴槿恵(パク・クネ)政府は10億円で渡してしまった。日本が失うのはたったの10億円だ」
「おばあさんたちを15回説得するよりも、日本に15回謝罪させて」
「いったいどこの国の政府なんだ?これこそ言い訳と呼ぶべきだろう」
「政府はものすごく努力したから、結果がどうでも問題なしってこと?」
「いざ合意した内容におばあさんたちが反対するということは、政府が今まで聞いてきた意見を勝手に無視して合意したってことじゃないか。結局は非を認めてるね」
「15回も会って協議したなら、録音とか議事録があるのが当たり前では?証拠さえ出せば、15回面会したということだけは信じてあげるよ」(翻訳・編集/吉金)
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