2016年1月1日、韓国のダンスボーカルグループBIGBANGが出演した中国の年越し番組で、テレビカメラが映したのはメンバーの姿が観客に遮られる場面ばかり。ファン以外の視聴者からも怒りの声が聞かれている。聯合報が伝えた。

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中国・湖南衛星テレビが放送した「湖南衛視跨年演唱会」は、今回の年越し番組の中で視聴率トップを獲得。しかし、640万台湾ドル（約2300万円）の高額ギャラで招いたとされるBIGBANGについて、その姿が観客の頭や手に遮られ、はっきり見えないという事態が発生した。

もともと23時43分に登場し、カウントダウンを行う予定だったBIGBANGだが、実際に出てきたのは日付が変わってから。カメラはズームが2台、ワイドが1台で彼らの姿を追っていたが、ズームが映したのは観客の頭や手ばかり。ワイドはなぜかバックダンサーばかりを映すという異様な画面となった。

これにはBIGBANGのファンだけでなく、視聴していた人々からも怒りや「あきれる」といった声が。「大金をドブに捨てたも同然」「リハーサルはなかったのか？」「カメラマンは誰？素人でもここまでひどくない」といった声がネット上から聞こえてくる。（翻訳・編集/Mathilda）