Record China 2016年1月4日(月) 11時20分
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3日、韓国大統領府が慰安婦問題の日韓合意に対する世論の反発が「トーンダウンするのを待つ」との方針を示したことについて、韓国のネットユーザーがなお反発の声を寄せている。写真は韓国大統領府。
2016年1月3日、韓国・ニュース1は、日韓両国が慰安婦問題で合意したことを受け、韓国大統領府が韓国国内世論の動向を見守る方針であると伝えた。
3日、大統領府関係者が取材に対し「国内的には(反応が)少しトーンダウンするのを待つべき」との方針を述べた。韓国国内では、今回の交渉結果について世論の反発が高まっているが、国際的には合意がおおむね歓迎されたことを受け、長く解決のかなわなかった問題への現実的な対応としては最善の策であったと自己評価したものとみられる。
一方、同関係者は、朴槿恵(パク・クネ)大統領が反発を強める韓国の元慰安婦らに面会し説得する計画があるかとの質問に対しては、「可能性といったものは排除できない」としながらも「いまだ(計画は)ない」と答えた。
この報道に、韓国のネットユーザーからはなお反発の声が数多く寄せられている。
「国際的に歓迎されたって?利害の当事者である米国と潘基文(パン・ギムン)国連事務総長が『国際』のすべてではない」
「屈辱的な外交だ。これは大統領が良いとか悪いとかの問題じゃない。正さなければならない」
「まったく情けない。日韓併合に次ぐ恥辱だ」
「朴大統領に投票してしまったおかげでとんだ災難だ」
「当事者である元慰安婦のおばあさんたちが『これでいい』と歓迎するものじゃないと駄目だ。何の関係もない人たちが歓迎して何になる?」
「きょろきょろと様子をうかがってる場合じゃないよ」
「合意する前にまずは世論の動向をみて交渉すべきでしょ。それをただ屈辱的な合意をしてきて、世論が反発したら怒りが静まるまで待つだって?現政権には本当にあきれるよ」
「だからこの問題の関連記事ががくっと減ったのか!」
「セウォル号の問題も、自分の公約撤回も、慰安婦の合意も、国民が忘れることを待つだけの朴槿恵政府」
「被害者を無視するような政府は、いったい誰のための政府なんだ?」(翻訳・編集/吉金)
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