2016年1月3日、韓国・聯合ニュースは、旧日本軍の従軍慰安婦問題解決に向けた合意案の履行手順について話し合うため、日韓政府が外務省の局長級協議を開催することを決めたとする日本の報道を伝えた。

日韓の外交筋によると、両政府は早ければ今月中にも局長協議を開催する予定。昨年12月28日の日韓合意で定めた、韓国が設立する財団へ日本政府が10億円を拠出することなどについて話し合われるとみられている。また、韓国の女性家族部当局者は財団設立問題について外交当局と協議を始めたという。

これについて、韓国のネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。

「国のプライドを傷つける深刻な問題。被害者らに和解を強要するなんて信じられない。韓国政府は一体、どこの国の政府なの？」

「韓国政府はまず、日韓慰安婦協議の文書を全て国民に公開し、透明性を確保することが大事だ。日韓合意についての両国メディアの報道内容は大きく食い違っている」

「韓国政府がもし、日本からお金をもらって慰安婦像を移転させたら、国民は絶対に政府を許さない。屈辱協議ではなかったということを行動で証明してほしい」

「韓国政府はいつも詰めが甘い。協議が今後、どんどん日本の思い通りに進んでいく気がする」

「まともに協議したの？それとも、これ以上謝罪しなくていいという免罪符を日本に与えたの？韓国政府の考えが全く理解できない」（翻訳・編集/堂本）