2015年は北京の空気が最もきれいな1年だった!軍事パレード時期に突出した清々しさ、12月は過去2番目のひどさと極端に―米メディア

Record China    2016年1月15日(金) 6時40分

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14日、中国北京市の米国大使館がまとめたデータから、昨年の北京は過去7年で最も空気がきれいだったことが明らかになった。写真は北京。

2016年1月14日、中国北京市の米国大使館がまとめたデータから、昨年の北京は過去7年で最も空気がきれいだったことが明らかになった。参考消息網が米ハフィントン・ポストの報道を引用して伝えた。

同大使館は2008年から北京のPM2.5指数を記録し始め、2015年は前年に比べ16%下降した。大気の質が特に良かったのは軍事パレードの時期に当たる8月と9月。8月は北京五輪に合わせて大々的な大気汚染対策が取られた2008年8月よりも良い状態で、最もひどかったのは「赤色警報」が発令される事態となった12月だった。12月は過去7年でも2013年1月に次ぐ深刻さという。

大気汚染に改善が見られた原因としては、重工業の衰退や再生可能エネルギー事業の拡大、汚染物質排出企業に対する取り締まりが挙げられており、中国が従来の輸出・インフラ整備を中心とした経済から国内消費・サービス業中心の経済構造へと転換しつつあることも大気汚染物質の削減に効果をもたらすとされている。ただ、改善があったとは言え、国際レベルには依然、及んでいない。(翻訳・編集/野谷

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