2016年1月4日、中国メディアの環球網は日本メディアの報道を引用し、中国が南シナ海の人工島で滑走路の運用テストを行ったことについて、岸田外相が懸念を表明したと伝えた。

岸田外相は、滑走路の運用テストについて「一方的な現状変更、既成事実化を進めようとする行為で、深刻な懸念を有している」と表明した。しかし中国側は、日本は南シナ海問題の当事者ではなく、関与する権利はないと主張している。

このニュースが中国版ツイッター・微博（ウェイボー）で伝えられると、中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。

「日本のこういう焦った感じを見るのは好きだ」

「中国が南シナ海を抑えたら、日本のエネルギー源はのど元を抑えつけられるようなものだからな。焦るのも無理はない」

「米国が反対しても意味がないのに、そのイヌがほえて何の役に立つ？」

「南シナ海の埋め立てで日本は冷たくあしらわれているように思うのかな？焦らなくてもいずれは尖閣諸島で建設を始めるから大丈夫だよ」

「日本はまったく関係ないことだろ。まるでけんかを売っているようだ。俺たちは必ず倍返しするぞ」

「納得いかないなら、俺たちと一緒に社会主義を建設しようぜ！」

「あんまりうるさく言うと、東シナ海も埋めちゃうぞ」（翻訳・編集/山中）