Record China 2016年1月6日(水) 20時10分
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5日、昨年公開された中国語映画の中から、「良い映画」トップ10が発表され、台湾のホウ・シャオシェン監督の「黒衣の刺客」が1位に選ばれた。
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2016年1月5日、昨年公開された中国語映画の中から、「良い映画」トップ10が発表され、台湾のホウ・シャオシェン(侯孝賢)監督の「黒衣の刺客」が1位に選ばれた。捜狐が伝えた。
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日刊紙・南方都市報の「娯楽年鑑」が毎年発表するランキング。2015年度「良い映画」ランキングで堂々1位となったのは、ホウ・シャオシェン監督にとって初の武侠作品となった「黒衣の刺客」。芸術的に撮った武侠映画としては、ウォン・カーウァイ(王家衛)監督「楽園の瑕」に続く成功例に。昨年の第68回カンヌ国際映画祭では、最優秀監督賞を受賞している。
2位は中国の鬼才ジャ・ジャンクー(賈樟柯)監督の「山河故人」だった。ジャ監督は昨年、カンヌ国際映画祭で功労賞「ゴールデン・コーチ賞」を受賞したほか、「山河故人」はコンペ部門のノミネート作品となった。
3位はツァオ・バオピン(曹保平)監督の「烈日灼心」。昨年の上海国際映画祭での評価が高くヒットにつながった。
4位はシュー・ハオフォン(徐浩峰)監督の「師父」。2014年のベルリン国際映画祭で最優秀男優賞に輝いたリャオ・ファン(廖凡)を主役に据え、カンフーの師匠を描きつつアクション重視ではないヒューマンドラマ。
5位は香港のアルビン・チャン(鄭保瑞)監督の「殺破狼2」。ウー・ジン(呉京)やタイ映画「マッハ!」シリーズのトニー・ジャーらアクションスターを起用し、刺激的なアクションが人気を集めた。
6位以下は、演技派俳優チェン・ジェンビン(陳建斌)の初監督作「一个勺子」、中国映画界のヒットメーカーであるフォン・シャオガン(馮小剛)監督が主演した「老炮兒」、アンディ・ラウ(劉徳華)が実際にあった俳優誘拐事件の被害者を演じた「解救吾先生」、中国の農村で発見された死体に端を発した奇怪な出来事を描くサスペンス作「心迷宮」、人気の舞台劇を映画化した「華麗上班族」となった。(翻訳・編集/Mathilda)
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