Record China 2016年1月10日(日) 20時20分
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10日、中国ネット上にこのほど、「日中が友好になれることを切に願う」と題するスレッドが立ち、日中両国のネットユーザーから、さまざまな声が寄せられた。イメージ写真。
2016年1月10日、中国ネット上にこのほど、「日中が友好になれることを切に願う」と題するスレッドが立った。これに中国のネットユーザーは「お互いを恨みさえしなければ十分」などの声を上げ、日本のネットユーザーは「友好的でないと感じるなら中国に問題がある」などと反応している。
日本の観光庁によると、昨年1〜11月の訪日外国人旅行者数は前年同期比47・5%増の1796万4千人で、国・地域別の1位は中国の464万6千人。前年同期の2・1倍にもなった。日本各地でも消費が低迷する中、「爆買い」する中国人客は“熱烈歓迎”されている。
これを見れば、「日中友好」は実現しているようだが、中国のネットユーザーからは「お互いを恨みさえしなければ十分」「日中はお互いをけなしあっており、見えないところで力比べをしている。友好になったとしても表面上だけだ」「国家における友好は、統治するかされるかの関係か、利害が一致した関係によって成り立つ。日中はこのどちらかにも属さないため、友好関係を築けないのだ」などの書き込みが集まった。
中には「お互いに相手をねじ伏せる自信がないのなら、一番良い解決策は友好関係を築くこと。こうすることで双方は競争し合い、相手の長所から学ぼうとする。相手を知れば理解につながり、理解がお互いの尊重につながる」との指摘もあった。
一方、日本のネットユーザーは「日本はおもてなしの精神でこれ以上ないくらい既に友好的だよ。相手国の環境改善を願って支援するなんて友好的でなければ何? にもかかわらず友好的でないと感じるなら中国に問題がある」「こちらはビジネスだけの関係で結構なんですが。色々イチャモンつけてケンカ売ってきてんのはそちら」などとコメント。
さらに、「1980年代くらいまでは日中友好は生きてたと思うな 。天安門事件(89年6月)以降だろ?中国がおかしくなってきたのは 」「友好しようなんて逆効果 。何もしなければ必要に応じて付き合いは生まれる」などともしている。(編集/大隅)
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八牧浩行
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